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玉川聖学院高等部

玉川聖学院高等部

東京都/世田谷区奥沢

住所

東京都世田谷区奥沢7-11-22

TEL

03-3702-4141

公式HP

https://tamasei.ed.jp/

◆学校概要

玉川聖学院高等部は、東京都世田谷区奥沢7丁目にあるプロテスタントのミッションスクールで、中高一貫の女子校です。静かな住宅街に位置する校舎は明るく開放的で、校内全体がバリアフリー環境に整えられているのも特徴的です。玉川聖学院高等部は、中高一貫校ではありますが、高等部からの入学者も多くいます。

◆育成方針

教育理念
玉川聖学院高等部は、聖書に基づいた教育を行っており、「信仰・希望・愛」をスクールモットーとしています。さらに、この3つのスクールモットーを基礎とした教育方針を3つの柱として掲げています。
1.かけがえのない私の発見 〜ありのままの自分を生かす女子教育〜
2.違っているからすばらしいという発見 〜他者と共に生きる人格教育〜
3.自分の可能性、使命の発見 〜世界をつなげる国際教育〜
高校1年次では「本当の自分に出会う」こと、高校2年次には「心と力を広げる」こと、高校3年次では「世界の未来に自分を見つける」ことに力をいれ、世界をつなげる心を育てます。
知識を裏付ける体験学習を重ねながら、自分の内面と向き合うだけでなく、世界中の様々な問題と向き合って、自分自身の使命を発見できる生徒を育てています。
教育の特色
異文化と出会う
・国内の異文化との出会い
施設訪問や長期休暇中のワークキャンプでの4日間の奉仕体験、さらに、ボランティアキャンプとして岩手の震災被災地訪問といった体験を通して、自分の隣人にしっかりと向き合う大切さを学びます。
・国外の異文化との出会い
高校1年次の夏のアメリカ英語研修では異文化を知り、高校2年次には、韓国へ修学旅行に赴き、相互ホームステイを行っている姉妹校の崇義女子高校の生徒たちとの交流も行います。
人間を知る
・総合科人間学
キリスト教の世界観に立って「人間とは何か」を考える独自の科目。参加型の双方向授業を通して、「私とは誰か」を自分自身に問いながら、生きていく意味を追求していきます。100冊の推薦図書の中から自分で読みたい本を選び、読書レポートにて発表するほか、祖父母の人生を聞いて学び、感想をまとめるなど、主体的な洞察力と表現力を養います。
・玉聖アクティブプログラム -TAP(Tamasei Active Program)-
実践的な体験学習プログラムで、以下の5つのテーマの中から校内外の様々な体験プログラムを自由に選び、自分の興味関心を広げていくことで、新たな人や自分との出会いだけでなく、新たな知見・問題意識とも出会っていきます。
 1.地球共生プログラム
 2.サイエンスプログラム
 3.言語コミュニケーションプログラム
 4.芸術・メディアプログラム
 5.人間社会プログラム
具体的には、保育ボランティアや農山村地域での里山体験、広島平和研修旅行、地域行事への参加など。TAPでの経験が生徒の進路決定につながることもあります。
言葉を生かす
・発信する意思
校外の弁論大会やスピーチコンテストに参加し、自分の意見を発表していく活動に力を入れています。毎日の終礼で、自分の気持ちや考えを伝える発表力を養う時間が設けられており、相手の話に傾聴する姿勢と共に、他の人と対話する能力を育んでいます。
・英語4技能を楽しく伸ばす
玉川聖学院高等部では、英語を話す楽しさに重点を置いています。全校実施の英検受験をはじめ、English Loungeでのネイティブの先生との英会話や第8支部英語スピーチコンテストといった英語を口に出して話す体験を通して英語力を向上させていきます。
習熟度別少人数授業
英語や数学の授業は、生徒を習熟度ごとにわけたクラスにて実施。教師がより生徒一人一人に目を向けながら授業ができるように工夫されています。
iPadを活用する
・文房具として個人所有
玉川聖学院高等部では、一人一台、iPadを持ってもらい、学校生活全般のことや家庭での学習の効率化のために利用しています。信頼できる情報の見分け方や著作権・肖像権といった法律も含んだ情報リテラシー教育を定期的に行い、アプリやHPの利用方法も学習していきます。
・閲覧と記録
英語の発音の静止画・動画、理科の実験や体育のダンスといった授業の資料や試験範囲などの重要な情報がクラウド保存されていますので、それらを生徒が確認し、復習できるようにしています。諸行事の記録を見返すことも可能です。
・参加と発表
自分のiPadを使って、クラス全員の意見を共有し確認したり、自分のプレゼン内容を制作し発表したりする段階でも利用しています。
・E-ポートフォリオとして自分史を蓄積
学校生活での体験や勉強した内容をiPadに蓄積させていくことで、自分の成長記録としてだけでなく、進路実現のためのポートフォリオとして活用させています。
SAC(スーパーアドバンストコース)
玉川聖学院高等部では、SAC(スーパーアドバンストコース)という難関大学受験を目標にしている生徒をサポートするための特別プログラムも実施されています。
・自学自習サポート
平日の朝、昼、放課後には自習室が利用できます。自習室として開放している部屋は3種類あり、友達と教え合いながら勉強できる部屋、教師に質問ができる部屋、ブース型のデスクで集中して勉強できる部屋にわかれているのが特徴的です。また、オンライン学習サービスによって自学できる環境も整えられています。
・英語4技能スキルアップ
英検準1級合格や難関大学受験に備えた長文の多読や、その多読で必要となる集中力・英文を読むためのスタミナの育成に力を入れているだけでなく、ライティングは個別で指導するなどきめ細やかな指導が特徴的です。また、ネイティブの教師との1対1での英語面接試験対策も行っています。
・SAC講習
1.SACゼミアフター6
希望者を対象に、放課後18時以降、受験指導の経験が豊富な教師たちによって教科別の受験指導も行われています。
2.勉強合宿
高校3年次の夏休みを利用した勉強合宿を実施。少人数で集中的に勉強していきます。
指定校推薦枠の豊富さ
玉川聖学院高等部には、高大連携を結んでいる大学をはじめとして、350名以上の指定校推薦枠があります。学年の半数近くが指定校推薦を利用して進学しています。具体的には、国際基督教大学、青山学院大学、法政大学、学習院大学、成城大学、成蹊大学、明治学院大学、東京女子大学といった大学への指定校推薦実績があります。

コース
玉川聖学院高等部では、高校2年次から本格的に文系・文理系・理系といったコースにわかれていくのが特徴です。また、コース問わず、高校1年次の数学A・数学Ⅰが終了次第、数学Ⅱの内容に入っていきます。
文系
私立文系大学を目指していく生徒のためのコースで、高校2年次以降、英国社の文系3科目文に特化したカリキュラムで授業が行われていきます。
文理系
看護系学校や国公立大学の文系学部、私立の薬学部といった文系・理系双方の学習内容が受験科目として必要な生徒のためのコースです。
看護系学校への進学や国公立文系大学への進学を考えている生徒のために、高校2年次から生物や数学Bといった理系科目がカリキュラムに入ってきます。
また、私立薬学部進学を希望している生徒は、生物や数学Bだけでなく、物理や化学といった理系科目の授業も受けられます。
理系
理系コースはさらに私立理系・国公立理系にわかれて、より生徒の志望校に合わせた授業が組まれています。生徒の志望校の受験科目に合わせて、数学Cの授業も選択授業として選べ、理系大学受験により特化した授業が行われます。

◆進路状況

進路状況(2025年入試合格大学)
・東京外国語大学 ・国際基督教大学(ICU) ・青山学院大学 ・立教大学 ・法政大学 ・学習院大学 ・成蹊大学 ・明治学院大学 ・國學院大学 ・武蔵大学 ・武蔵野大学 ・日本大学 ・駒澤大学 ・玉川大学 ・桜美林大学 ・神奈川大学 ・関東学院大学 ・東京女子大学 ・日本女子大学 ・聖心女子大学 ・清泉女子大学 ・昭和女子大学 ・共立女子大学 ・大妻女子大学 ・白百合女子大学 ・フェリス女学院大学 ・東洋英和女学院大学 ・実践女子大学 ・駒沢女子大学 ・東京医療保健大学 ・帝京平成大学 ・東京農業大学 ・芝浦工業大学 ・東京薬科大学 ・武蔵野美術大学 ・多摩美術大学 ・女子美術大学 ・東京造形大学 ・日本体育大学 ・東京女子体育大学 ・武蔵野音楽大学 他

指定校推薦
・国際基督教大学 ・青山学院大学 ・法政大学 ・学習院大学 ・成蹊大学 ・成城大学 ・明治学院大学 ・國學院大学 ・武蔵大学 ・桜美林大学 ・東京都市大学 ・神奈川大学 ・津田塾大学 ・東京女子大学 ・日本女子大学 ・清泉女子大学 ・聖心女子大学 ・学習院女子大学 ・昭和女子大学 ・白百合女子大学 ・フェリス女学院大学 ・大妻女子大学 ・実践女子大学 ・東洋英和女学院大学 ・東京薬科大学 ・東京農業大学 ・東京医療保健大学 ・東京電機大学 ・芝浦工業大学 ・麻布大学 ・東京工科大学 ・日本歯科大学 ・関東学院大学 他

◆特別活動

運動部
・バレーボール部 ・バスケットボール部 ・バトミントン部 ・新体操部 ・剣道部 ・卓球部 ・ソフトボール部 ・硬式テニス部 ・ダンス部 ・チアリーディング部
文化部
・英語部 ・演劇部 ・ギターマンドリン部 ・ウィンドオーケストラ部 ・ハンドベル部 ・美術部 ・写真部 ・軽音楽部
同好会
・文芸同好会 ・手話賛美同好会 ・ストリートダンス同好会 ・古武道同好会 ・韓国語同好会

◆施設設備

玉川聖学院高等部の校舎は、ホームルーム棟と特別教室棟、体育館棟の3つの建物からできています。また、2機のエレベータも設置されています。
ホームルーム棟
・キンレイホール
毎朝、中等部の礼拝が行われているホールです。高校生も集会や発表などで使用します。
・ホームルーム(教室)
生徒たちの教室。プロジェクターやWi-Fiも完備されています。終礼で使用するオルガンもあります。
・情報センター
図書館としての機能だけでなく、年間約350時間の授業を行う教室としても稼働しています。生徒が自主的に学習をできる場所です。
・学習センター
個別ブース型のデスク部屋もあり、生徒が落ち着いて自学自習できる場所です。
・English Lounge
ネイティブの教師と昼休みや放課後に、英会話を楽しめる場所です。
・ラウンジ
机や椅子が置かれた生徒の憩いの場。昼休みには、ローソンの出張販売もあります。飲み物やパンの自販機も設置されています。
特別教室棟
・谷口ホール
毎朝高等部の礼拝が行われているホール。ステンドグラスやパイプオルガンなども備え付けられています。
・各教科教室
家庭科・音楽・美術・書道・理科といった教科の教室があります。
・コンピューター室
情報科の授業が行われる教室です。最新の設備が整っています。
体育館棟
・体育室1
バドミントンのコートなら6面分、バレーボールやバスケットボールのコートなら半面ずつ取れる広さの体育館です。
・体育室2
ダンスの授業で活用されている体育室です。壁一面に鏡がある点、冷暖房完備である点が特徴的で、剣道部や卓球部、チアリーディング部も活用しています。
・保健室
養護教諭3人体制で運営されています。保健室としての機能だけでなく、生徒が気軽に立ち寄れる休憩室としても利用されています。
・カウンセリング室
臨床心理士2名が交代制で常駐するだけでなく、大学院生もアシスタントとして在籍しています。学校生活の相談だけでなく、保護者との面談も受け付けていたり、学習支援も身近な存在として行なっていたりするのが特徴的です。

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