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新渡戸文化高等学校

新渡戸文化高等学校

東京都/中野区本町

住所

東京都中野区本町6-38-1

TEL

03-3381-0408

公式HP

https://www.nitobebunka.ed.jp/

◆学校概要

新渡戸文化高等学校は、東京都中野区にある中高一貫の男女共学の私立高等学校です。附属中学校からの進学者と高校受験入学者は混同したクラスになります。なお、附属中学校からの進学者は全体の3割程度ですが、年度によって変動があります。

◆育成方針

教育理念
新渡戸文化高等学校は「地域・社会と共に持続可能な未来を描く拠点として、個人と社会のwell-beingを創造します。」というスクールミッションを掲げています。また、このスクールミッションのもとに、下記のようなアドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、グラデュエーションポリシーを定めています。

アドミッションポリシー
持続可能な未来に向け、人や場所などの環境を積極的かつ最大限に活用し、自ら主体的に学び、各分野で創造的役割を果たし、人々を幸せにする人間へと成長していこうとする意思をもった者
カリキュラムポリシー
教育活動の全ての主語を生徒にし、自律型学習者としてのコンピテンシーおよびハピネスマインドの育成を目指す。
グラデュエーションポリシー
well-beingの実現に向けて、6つの自律型コンピテンシーを身に付け、4つのハピネスマインドを持つ者

教育の特色
Happiness Creatorを目指す本校の教育方針は「自律型学習者の育成」です。それを実現するためのカリキュラムが「3C Curriculum」です。 3つのCが相互に連携することで、自らとその周囲をマネジメントできるようになることを目指しています。 また、そのためのキーワードとして、「すべての主語を生徒にする」を掲げています。
3C Curriculum
●CORE LEARNING
個別最適化学習
生徒の興味関心に耳を傾け、教科の魅力を伝える教師との対話や体験を重視した授業を行います。 同じことを、同じペースで学ぶのではなく、iPadなどのICTを駆使した個別最適化や、個人や小グループで学びを深め、探究的な学びを引き出します。
●CROSS CURRICULUM
教科を横断する学び
複数教科の教員が同時にかかわることによって時流を考察し、生徒と一緒に学校や地域の問題から課題を見出し、解決のためのプロジェクトを創造していきます。 ここでは教科学習は目的から手段に代わり、学びと社会をつなげていきます。
●CHALLENGE BASED LEARNING
社会課題に挑戦する学び
「Cross Curriculum」(教科横断型授業)の発展形が「Challenge Based Learning」です。 企業や外部団体と積極的に連携し、実際に行っている社会課題解決のための行動を起こし、ICTを活用しながら社会にアイデアを提案します。

クロスカリキュラムとは
目標は「自分の好きを社会につなげる」
中学校や高校において、「100人の大人に出会う」が重要なキーワードです。
また、高校ではプロジェクトを通じて社会とのコミュニケーションを積極的に行っています。学びたいことに焦点を当て、世界中の社会人がアドバイスや経験を共有してくれることで深い学びにつながります。
社会に活かせる本物の学び
「やってみたい」の先にある「本物の学び」まで考えられたカリキュラムです。
「好き」+「社会とのつながり」で行動「個」にクローズアップし、 社会とつながりラボからプロジェクトへと繋げてきます。
人生を変えるきっかけになる「旅」素敵な未来に出会える、スタディツアー
自ら選択した旅先で、現地でしかできないことを経験し学ぶスタディツアー。
それぞれの興味や関心の先にある本物の体験によって、社会は「自分ごと化」され、学びの目的はより明確に。
まさに「体験に勝る学びなし」を体現する旅は、生徒の人生を変える大きなきっかとなります。
行き先は全国20カ所以上から選択
〇クロスカリキュラムとスタディツアーで 森林の調査・研究をして 学生科学賞を受賞
〇高齢化の進む地方の町で 休校した学校を使って新たな防災訓練を提案
〇スタディツアーで見えた新しい 地域創生デザインがグッドデザイン金賞を受賞

新渡戸文化高等学校の学期サイクル
各学期は「なぜ学ぶのか」を考えるエンゲージ週間からスタート。認知型スキルのみを問う「考査」は行わず、学期の中間に学びの現在地を測る「実力テスト」を、学期末には「アウトプット型テスト」を実施します。「問い」から学びを始め、成果の表現(言語化)へとつなげるサイクルが、生徒の自律型学習者としての成長を加速させます。
STEP.1/エンゲージ週間
・「なぜ学ぶのか?」を問い、学ぶ目的を明確にする
・「やりたいこと」を具体的にし、行動につなげる
STEP.2/実力テスト
・目指す目標に向けた認知的な学力を意識する
・テストが目的にならないよう、成績には入れない
STEP.3/アウトプット型テスト
・学んだ成果を表現する
・学びの地図を意識して、各教科を自律的に学んでいく流れをつくる

コース
探究進学コース
一人ひとりの 「やりたい」や「好き」 を重視し、教科と実社会をつなげる授業が1年次から展開されます。併設する臨床検査学科の高大連携授業や、地方病院でインターンなどの医療系体験、企業等との連携プロジェクト活動が豊富にあり、医療系・理系・文系に広がる学びが充実しています。
新渡戸文化の探究進学コースにしかできない「体験と出会い」により、進路面ではどこよりも強い総合型選抜への対応をはじめ、きめ細やかなサポートで一般入試も含めた幅広い入試への対応を実現させています。
尽きない好奇心を道しるべに、生徒一人ひとりが「やりたいこと」をとことん追求できるのが探究進学コースの魅力。自分らしいより良い未来を創造するため、自分の「好き」を生かして何かに挑戦してみたい人や、自分を変えたいと思っている人には、ぜひ選択してもらいたい新渡戸文化独自のコースです。

美術コース
美術を学ぶことは多角的な視野を持ち、豊かな発想力を身につけること。「美術コース」では、美術とデザインの基礎から学びをスタートし、幅広い表現に触れる授業の中で、ものの見方や捉え方を学び、技術と感性を磨きます。3年間の授業では、「私とは何か」、「何を表現したいのか」を問い、自分自身の本質を探ることで生徒がそれぞれの個を確立し、既成概念にとらわれることのない自由な発想での表現を目指していきます。
美術やデザインを社会課題に結びつける取り組みなど、横断的な学びを取り入れることにより、多角的な視点で美術とデザインを学べるのが新渡戸文化の美術コースの特長。身につけた美術表現や思考というスキルを用いて、問題提起や問題解決につなげる力を養います。
美術系大学などへの進学を希望する人はもちろん、さまざまな将来の夢や目標を持ちながら、「美術をとにかく学びたい」という生徒たちが集う美術コース。卒業生は美大のみならず、培った教養や感性を生かし、それぞれの分野へと羽ばたいていきます。

フードデザインコース
調理技術や食文化、食の社会課題、食材、一次産業についてなど、「食」について多方面から学ぶ「フードデザインコース」。
高1では、包丁の持ち方や野菜の切り方、「焼く」「煮る」「蒸す」など基本的な調理技術から学ぶため、本格的な調理経験がなくても基礎から調理技術をしっかりと身につけることができます。高2では、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」をテーマに学習。魚の三枚おろしや味噌づくり、醤油づくり、梅干しづくり、季節の行事料理、郷土料理など日本が世界に誇る和食について深く学んでいきます。高3では3年間の集大成として、年間通じてプロから料理を学んだり、高大連携授業や地域や社会と連携した授業など、より広い視野をもった授業を展開。調理以外にも3年間通じて食材についての学びを深め、一次産業の生産者から話を聞いて「食」が抱える問題を自分ごと化し、自分たちで何ができるのかを考え、行動にうつしていく授業を行ないます。
調理だけではなく「食」を多方面からとらえた授業を行なうため、卒業後は調理系や家政系の他、社会科学系や経営学などの進路を目指すこともできます。

◆進路状況

※◎: 高大連携協定校 ※2020年度~2024年度実績(過年度生含む)
国公立
東京藝術大/ 防衛大学校
難関大
慶應義塾大/ 上智大/ 国際基督教大/ 法政大/ 明治大/ 青山学院大/ 立教大/ 学習院大/ 立命館アジア太平洋大/ 國學院大/ 女子大
日本女子大/ 清泉女子大◎/ 昭和女子大/ 東京家政大/ 東洋英和女大/ 十文字学園女子大
医療・理系
埼玉医科大(医)/ 北海道医療大(歯)/ 城西大(藥)/ 東京医療保健大(看)/ 東京純心大(看)/ 松蔭大(看)/ 杏林大/ 東京農業大/ 日本獣医生命大/ 芝浦工業大/ 千葉工業大/ 帝京平成大/ 新渡戸文化短大 ◎
芸術系
多摩美術大/ 武蔵野美術大/ 女子美術大 ◎/ 東京造形大/ 東京工芸大/ 横浜美術大/ 宝塚大◎/ 文化学園大/ 東北芸術工大/ 京都芸術大/ 京都精華大/ 洗足学園音大◎/ 昭和音楽大
文系
成城大/ 明治学院大/ 日本大/ 東洋大/ 東京経済大◎/ 産業能率大◎/ 桜美林大/ 玉川大/ 神奈川大◎/ 淑徳大/ 武蔵野大/ 拓殖大◎/ 目白大
高大連携協定大学
麻布大学 / 神奈川大学 / さとのば大学 / 産業能率大学 / 女子美術大学 / 清泉女子大学 /洗足学園音楽大学/宝塚大学/拓殖大学 / 東京経済大学 / 東京女子体育大学 / 新渡戸文化短期大学
主な指定校制大学と人数枠
※2023年度実績 ※年度によって変動することがあります。
※学校名と人数
桜美林大学5/ 関東学院大学18/ 杏林大学5/ こども教育宝仙大学2/ 淑徳大学17/ 城西国際大学10/ 城西大学16/ 尚美学園大学36/ 白梅学園大学2/ 杉野服飾大学3/ 大東文化大学2/ 拓殖大学11/ 玉川大学14/ 帝京平成大学1/ 東京経済大学1/ 東京国際大学1/ 東京農業大学2/ 東京未来大学6/ 東洋大学1/ 日本獣医生命科学大学1/ 文化学園大学6/ 武蔵野大学3/ 目白大学12/ 東京医療保健大学2/ 東京純心大学1/ 三育学院大学若干名/ 東京工芸大学10/ 女子美術大学11/ デジタルハリウッド大学1/ 宝塚大学1/ 横浜美術大学2/ 日本女子大学3/ 昭和女子大学2/ 清泉女子大学5/ 大妻女子大学2/ 実践女子大学4/ 跡見学園女子大学9/ 東京家政大学16/ 女子栄養大学4/ 駒沢女子大学8/ 白百合女子大学3/ 東洋英和女学院大学8/ 川村学園女子大学8/ 相模女子大学18/ 東京情報デザイン専門職大学1/ 東京保健医療専門職大学2/ ビューティー&ウェルネス専門職大学1/ ビジネスブレイクスルー大学若干名/ Taylor’s University(マレーシア) 3/ 深圳大学(中国深圳)2/ 暨南大学日本学院(中国 広州)2/ 立命館アジア太平洋大学1/ 環太平洋大学1

◆特別活動

新渡戸文化高等学校の放課後は他とは違う放課後です。通常の文化部・運動部の部活動の他に、生徒たちが中心となって立ち上げたプロジェクトがそれぞれ積極的に活動し、新渡戸祭や大会やコンクールをはじめとしたイベントで成果を発表しています。 また放課後や長期休暇を利用し、希望制の講習や補習を行っています。 実施時間などが重ならなければ、部活動やプロジェクト同士の掛け持ちも可能です。
部活動
剣道部/ ダンス部/ バスケットボール部/ 美術部/ 軽音楽部/ 弓道部/ 演劇部/ 卓球部
プロジェクト
多摩川清掃プロジェクト/ 戦争語り部プロジェクト/ SDGs普及プロジェクト/ オーガニックコットンTシャツ作成プロジェクト/ 環境絵本作成プロジェクト/ 規格外果実からの商品開発プロジェクト/ FSC認証プロジェクト/ 地域活性化プロジェクト(企業と連携)/ 檜原村プロジェクト/ 寄付型自動販売機プロジェクト/ 古着から卒業証書作成プロジェクト/ 児童労働支援プロジェクト/ 校則改定プロジェクト/ 学校紹介動画作成プロジェクト/ 英検・数検対策プロジェクト/ 藍する新渡戸プロジェクト

◆施設設備

NITOBE ハピネスホール
生徒の主体的な学びの意欲を加速させてくれるハピネスホール。用途に合わせて自由にレイアウトが変更できる、広々とした学びの空間です。
NITOBE シアター
2020年完成。壁一面の大スクリーンを使ったプレゼンや映像鑑賞のホッカ、ダンスやライブなどもできる発表の場です。
10号館
VIVISTOPやBookフォレストなどがある場所。小学校のアフタースクールや日々の授業で使われています。
NITOBEキッチン
調理実習を行う教室。オープンキッチンスタイルで広いため、のびのびと調理をすることができます。
LABORATORY
短期大学と共用の実験室。OCRから遺伝子組み替えまで、高度な実験を行う機材があります。
グラウンド
都内の学園としては貴重な全面芝のグラウンド。転んでも怪我をしにくく、学園共有の施設として使用されます。
ガーデン(中庭)
通学の際にはここを通ります。人工芝の地面は、夏は寝転がって休むこともできる人気の場所です。
体育館
小体育館(1階)と大体育館(3階)を目的に応じて使い分けています。冷暖房完備。日々の体育の授業のほか、スタフェスや各種式典を行う場所です。
美術室
デッサンや彫刻を行うための設備が充実している美術室です。
カウンセリングルーム
日々生活するところとは違う場所にあるため、一人でもとても行きやすい、リラックススペースです。カウンセリングは、予約して入ることができます。
第2カフェテリア
放課後にはここで自習。カフェのような空間で、自分のペースで学習をすることができる場です。
PCラウンジ
第2カフェテリア横には短大生も使用するPCラウンジがあります。集中して作業したい場合はここを使えます!
ライブラリーラウンジ
図書館の横に併設されたラウンジは、落ち着いた環境でゆっくり本を読むのに適した場所です。
VIVISTOP NITOBE
訪れた誰もがワクワクする、自由で刺激的なクリエイティブ空間。世界初の学校内にあるVIVISTOPです。

教室一覧

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